学びはすぐそばに~読むことから始まる挑戦〜

講演する中江有里氏
講演ではまず、15歳で芸能界入りして東京で一人暮らしを始めた講師のプロフィールが語られた後、読書体験がどのように芸能生活や毎日の暮らしの中で自身に影響を与えていったかなどを具体的に紹介しました。読書は決して高尚なものばかりではない、読むことは、想像力、観察力、集中力を育てる、小説は究極の多様性をもっている等々。時折、聴衆に向かって投げかけられる言葉の断片に深い意味が読み取れます。
話すこと、書くことについても、言葉にしない部分をあえて残すことも大事なことで、言葉は鉾にも盾にもなると語り、伝えることの難しさを強調しました。
最後に、読書は何歳になってもすぐに始めることのできる敷居の低い学びの手立てでもあり、読者が最後に面白かった、役に立ったなどを決めることができるので、どうか気軽な気持ちで読書に挑戦してほしいと語りました。
会場は時折、講師による美しい声での朗読もあって、終始和やかな雰囲気に包まれた講演会となりました。

挨拶する鈴木正豊橋支部長

会場の様子
豊橋支部 税制改正等説明会


令和4年6月24日(金)、豊橋商工会議所において豊橋税務署法人課税部門小田正秀審理専門官を講師に招いて東三河法人会と東三河間税会主催による税制改正等説明会が開催されました。
令和4年度税制改正について、法人税関係では、前年度よりも給与総額を1.5%以上増額すると受けられる所得拡大促進税制の控除率が最大40%に引き上げられたことや、所得税関係では現在の低金利による住宅ローン控除の見直しなど、様々なポイントが説明されました。
加えて、多くの質問が寄せられる電子帳簿保存法の改正について説明が行なわれ、中でも電子メール等で授受される取引情報をデータで保存する電子取引について、具体例を交えて説明されました。また、令和5年10月1日から開始されるインボイス制度について、来年3月までに申請しないと制度開始に間に合わなくなるので、早期の手続きを呼びかけられました。
令和4年度豊橋支部総会開催


挨拶する鈴木正豊橋支部長
新型コロナウィルス感染拡大も減少局面に入ったとされる4月22日(金)、来賓として山田功治豊橋税務署筆頭副署長、中西隆一東海税理士会豊橋支部長らを迎えて、令和4年度の豊橋支部総会が豊橋商工会議所において開催されました。議事に先立ち挨拶に立った鈴木正豊橋支部長は、コロナに加え値上げラッシュが続く昨今、経営環境は厳しさを増してきていますが、(法人会などを通して)情報を集めるなどして、この難局を乗り切りましょうと語りました。
議事では、昨年度の活動報告および決算、今年度の活動計画と予算が審議されました。なかでも今年度の活動計画については、加入率が40%を切る事態を踏まえて会員増強の強化が強調され、地元金融機関や税理士会への協力要請が昨年度に引き続き盛り込まれました。






開会の辞を述べる 浅倉伸治副支部長
来賓祝辞を述べる山田功治豊橋税務署筆頭副署長
〃 中西隆一東海税理士会豊橋支部長
監査報告をする小野真監事
下の段 左から
閉会の辞を述べる内山昌久副支部長
司会をする山口耕平副支部長
「免疫力を高める健康と食~元気に仕事をするために~」


健康とはどういう状態か?
講演ではまず、健康とはどういう状態を指すかについて発問して、平均寿命と健康寿命の違いについ解説が行われました。そのうえで健康とは、自分一人で歩くことができること、そして自分の意思で食事を摂ることができることだとして、食事の質を上げること、そして腸内環境を整えること、この2つが重要だと語りました。
食事の質を上げるには、炭水化物とタンパク質、そして食物繊維を多く含む野菜と適度なビタミンなどを組み合わせた食事内容を心がけることとして、具体的な献立のサンプルを示しました。
免疫力を高めるためには
続いて、免疫力を高めるためには、病原菌やウイルスの侵入を防ぐ仕組みをもつ腸の働きに注目することが大切だと指摘し、暴飲暴食、過度のアルコール摂取などを避け、味噌や豆腐などの発酵食品、ヨーグルトなどの乳酸菌を多く含む食品を意識的に摂る必要があると語りました。
新型コロナウイルス感染拡大で、免疫力の強化が話題になることの多い昨今、献立や具体的な調理の方法まで踏み込んだ講演内容に熱心にメモを取る参加者もあって、中身の濃い講演会となりました。
各支部総会
令和4年4月22日(金)豊橋商工会議所

挨拶する鈴木正 支部長
令和4年4月19日(火)豊川商工会議所

挨拶する田中寛孝 支部長
令和4年4月27日(水)蒲郡商工会議所

挨拶する梅田重則 支部長
令和4年4月15日(金)田原中部市民館

挨拶する安田幸雄 支部長
令和4年4月25日(月) 伊良湖ビューホテル

挨拶する石倉一造 支部長
田原・渥美支部社会貢献事業(れんらくちょう配付)

平成4年3月24日(木)石倉一造支部長(右)
より田原市立福江小学校の木田剛校長へ寄贈
「れんらくちょう」配付事業は、田原支部が平成4年から実施を始め、本年度で31年目を迎える伝統ある事業であり、現在は田原支部と渥美支部共同による社会貢献事業活動の一環として実施されています。
この事業では、小学校に入学する児童の皆さんへ税金の関心を高めてもらうため、田原市・愛知県の税金がどのように使われているかを解りやすく記載した「れんらくちょう」を作成し、配付しています。
なお、本年度も田原市内全域の小学新一年生全員を対象として、田原支部管内11小学校420名、渥美支部管内6小学校104名合わせて524名に贈呈しました。
この「れんらくちょう」は、学校と保護者間で教育活動の円滑化を図るため非常に役立っており、一年生が文字を学習して最初に使うノートでもあります。そのため、学校関係者や保護者からも好評価をいただいています。
豊橋支部 令和3年度第3回決算期別説明会 令和4年2月21日(月)


蒲郡支部 決算期別説明会 令和4年2月18日(金)

- 講師
- 豊橋税務署 法人課税第一部門
- 上席国税調査官 小柳 一也 氏