法人会広報大使を交えた租税教室を開催
租税教室の推進に取り組む青年部会(竹内則裕部会長)では、今年も豊橋税務署管内の小学校(24校、37コマ)を対象に租税教室を開催しました。
2月14日(水)には、今年度最後となる租税教室を、田原市立田原南部小学校(渥美謙一校長、在籍児童数200名)の5.6年生67名を対象に、愛知県法人会連合会広報大使の佐藤奈織美さんと冨田宗邦青年部会顧問が講師で開催しました。
授業ではまず、子供たちが税へのイメージを発表したのち、税の知識などを学習し、その後、もし税金がなかったらの発問で話し合いが進められました。
授業中盤には、豊橋税務署の武田行弘統括国税調査官と鷲山朋代税務広報広聴官のお二人から、世界の面白い税金がクイズ形式にて紹介され、子どもたちの税への関心が高められました。
授業最後のまとめでは、「税金は〝取られている″から〝役立っている″に変わった。」「こうして勉強できるのも税金のおかげ・・・。」「他では学べないことや、税の大切さを知ることができた。」などの感想が子どもたちから発表されました。
参加した保護者からも、「難しい話と思っていたが、子どもたちも楽しく、わかりやすかったと思う。」などの声が聞かれました。
佐藤奈織美さん
武田行弘 統括国税調査官
抱えて驚く子どもたち
青年部会 新春署長講演会
第22回小中学生法人会税金クイズ
第22回小・中学生法人会税金クイズの抽選会が事務局で行われました。 竹内則裕青年部会長と岩瀬康義社会貢献委員長に各賞の抽選を行っていただき、応募総数24,279通(小学生12,092通、中学生12,187通)の中、正答者20,168名(小学生9,616通、中学生10,552通)でした。その中から、各146名を抽選。当選された皆様に賞品を贈呈いたしました。
■小学生1等
豊川市立八南小学校6年 小田瑞樹さん(中央)
■中学生1等
蒲郡市立蒲郡中学校2年 吉田 塁さん(中央)
また、長年にわたり継続して税金クイズなど、租税教育活動に積極的に取り組んでいただいている学校、蒲郡市立蒲郡東部小学校と田原市立赤羽根中学校に優良学校賞として、感謝状と副賞を贈呈したほか、小学校32校、中学校14校に学校賞を贈りました。
蒲郡市立蒲郡東部小学校(左:尾崎校長)
田原市立赤羽根中学校(右:古越校長)
岐阜・愛知・静岡 3県横断税務広報
「税を考える週間(11月11日~17日)」に合わせ、令和5年11月8日(水)に愛知県法人会連合会広報大使の佐藤奈緒美さん、MAG!C☆PRINCEの皆さん、林訓己豊橋税務署長はじめ税務署職員の方々、青年部会員の皆さんと、豊橋駅東口のペデストリアンデッキにて、税務広報活動を行いました。
青年・女性部会合同研修会
令和5年9月13日(水)に青年部会・女性部会合同の研修会が豊橋商工会議所にて行われました。
演題:「法人税と相続税」
講師:豊橋税務署 法人課税第一部門 統括国税調査官 武田 行弘 氏
第38回青年部会通常総会
5月16日(火)、青年部会では来賓として佐波秀真豊橋税務署長らを迎え、第38回通常総会を開催して、新部会長に竹内則裕氏(蒲郡:中部緑化㈱)始め55名の新役員を選出しました。挨拶に立った竹内則裕新部会長は、法人会加入のメリットとして、税への理解を深めることに加え、それぞれの市の枠を超えた幅広い懇親の場を得ることにあるのではと語り、地域の経営者にとって、あるいは地域にとって、それは大きな繁栄のチャンスにも繋がるのではと、法人会活動の意義を強調しました。
また、次々年度には全国大会で活動報告が予定されていることに加え、2年後には青年部会創設40周年の節目を迎えることなどが紹介され、現在110余名を数える部会員数のいっそうの拡大、組織の強化に取り組んで行きたいと語りました。
議事では、監査報告を含む令和4年度の事業報告が承認されたのに続き、租税教室や小中学生法人会税金クイズなどを柱とする本年度の事業計画案が承認されました。続いて、長年に亘り部会の事業推進に貢献した20名の部会員に山口耕平本会厚生委員長より感謝状が贈呈されました。
- 左から
- 議長を務める冨田宗邦部前会長
- 議案を提案する白井利幸副部会長
優良部会員表彰を受けた
部会員の皆さん
「税よもやま話」
講演は、講師の三澤早苗氏が女性国税職員としてキャリアを積むなかで、折に触れ考えてきたこと、感じたことなどを紹介するかたちで進められました。
はじめに話題としたのは、自身の育児の体験でした。現在では、リモートは勿論のこと、時短勤務制度も導入され、働く子育て女性の処遇はかってとは比較できない程だと述べる一方、三澤氏が子育てに追われた当時の職場では”そんなことでは仕事は勤まらないね”など、現在からすればハラスメントに近い雰囲気が当たり前のように存在していたと言います。
また、新任職員の研修機関での勤務では、人を育てることの大切さ、あるいは”辞めたい”と漏らす職員への対処法などを学んだと語りました。
加えて、国税不服審判所勤務では、審判員に任ぜられる弁護士や会計士などの有資格者と呼ばれる人たちの集中力の高さには大いに学ぶところがあった言い、スキルアップを目指して次のステップに進む人、体験を出版に繋げる人などに接し、そのパワフルな生き方に大いに触発されたと語りました。
終始笑顔を絶やさず、穏やかな口調で語りかける三澤氏の講演は、多くの示唆に富むものでした。